こんばんは翔馬です。
さて、前回予告しましたハーヴェストの製作方法を少し書いてみます。
今回、ハーヴェストの髪を製作するときに立体感を出したいと思いました。
そのために後ろ髪を3パーツに分けて構成しました。
今回完成品を製作するに当たり
私のとった方法を画像付きで説明したいと思います。
まず、細い髪のパーツが2つあります。
それぞれにだぼがあるので、後ろ髪の大きなパーツと合わせてみます。
あわせを確認した後に、片方づづピンを打ちます。
ここでは、1mmの真鍮線を使用しました。
私も2つのパーツに別々に穴をあけて、ぴったり合わせる自信がありませんので
細い髪のパーツのだぼ側から表に向けてまずピンバイスで貫通させた後
パーツを合わせて指で押さえつけ、あけた穴に合わせて後ろ髪パーツに穴をあけます。
これでぴったりと合うピンうちができます。
真鍮線を刺して瞬間接着剤で固定します。
表になる方は貫通させたために穴が見えます。
そこに『シアノン』という白色の接着剤を入れ、瞬間硬化スプレーを一吹きします。
『シアノン』は「フィギュアマニアックス」という雑誌の13号で紹介されています。
その後、瞬間接着剤で思い切って接着してしまいます。
合わせ目が見えるので
再び『シアノン』の登場です。
ノズルをつけて、隙間にシアノンを流し込んでいきます。
シアノンは大量に使うと瞬間硬化スプレーを使用しても
中まで硬化しませんので何回かに分けて流し込みます。
瞬間硬化スプレーを使用したことのない方は、ぜひ使用してみて下さい。
瞬間が、超瞬間になります。しかも白化防止効果もあります。
煙吹いて硬化することもあるので、少し高いですがお勧めです。
画像の大きさのスプレーであれば1年以上持ちます。
くっつけた後、ヤスリをかけて仕上げます。
ペーパーがけはキャスト表面に傷が入るので
丁寧に行った方が良いです。
それと、ピンをうったところは、シアノンで埋めても
ピンが黒く透けることがあるので、サフレス塗装をする場合は
気をつけて下さい。
ピンうちの仕方は、肌のパーツには向いてないと思いますが
うまくやると良い感じにできます。
3つのパーツが一体化した後に塗装するので、自然な感じに見えます。
さて、次回ですが
ハーヴェスト製作ではあまり画像を公開せず
いつの間にか完成していましたが、製作中の画像を出していこうと思います。
ということで、新作の素体画像を公開してみようと思います。
何を作っているのかよく分からないと思いますが
できあがっていく課程を紹介できればと思います。
では
[3回]
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